2012年6月26日火曜日

参考程度に

落花生の草取り中、花がちらほら

草刈り機でミニキャベツの片付け




        4月初めのカブから始まり、玉レタス、ズッキーニ、ミニキャベツ、そら豆、



   スティックブロッコリー、セロリと春の品目リレーが続いてきましたが今月




   ほぼ終わります。




   今年もたくさんの方に買って食べてもらい、畑に余ることも少なかったです。



   


   有機栽培を11年していて思うことは春作が1年の中でもっとも作りやすい



   時期だということ。



   


   夏は出荷量と収穫量のバランスが常に難しい。生育も早く出荷時期も短い。


   

   暑い作業が体に堪える。除草も大変。




   秋は早いうちは虫の餌食になり遅くなると霜にやられる。


   

   収穫時期が重なりやすい。



   作付けが遅れて大きくなりきれず収穫できないこともある。




   
   冬は甘くておいしい野菜はできるが品目が限られていてる。



   資材も手間もかかる割に収穫量が伸びない。日中の作業時間が短い。




   
   春は収穫を早める工夫をすれば虫害、病気が極端に少ない。



   生育するにつれて徐々に暖かくなるので作物に順調に育ちやすい。



   異常気象の影響も受けにくく、A品を揃えて作ることも可能な時期。



   

   春作でいい品目に出会うこと、生育を揃え収穫できる野菜を作ることが



   できれば売り上げも確保でき、1年の計画を立てやすいと思います。




   春作のポイントはトンネル、マルチ、ワリフなどを使って、手間を惜しまず



   人よりも早くから収穫する。



   出荷量、収穫時期の予定をたて、いい状態から出荷を始める。



   この2点が大事だと思います。





   私自身、何年か前まで作付量も品目も確定せず畑が空いていると作付けする



   無謀な経営でした。春作の安定出荷ができ始めたころから1年の計画が



   たてられるようになりました。





   

   好きな野菜、時期は人それぞれ違いますので安定する時期を基本軸にすると



   

   自然と計画性が出てくるように思います。




   



   今回は偉そうに書いてしまいましたが少しでも参考になれば投稿しました。



   あくまでも自分なりの解釈です。




   


   




   




   



   

   




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